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パンチョ・アルバリーニョより

「足が動かない」という選手がいますが
これにはいくつかの種類に分けられます。
(1)緊張などで足が固まって、本来の動きができていない
(2)正しい足の動かし方を知らない
(3)年齢、性別、筋力的な問題でボールに届かない
大きく分けるとこの3つのパターンに分析されます。
(1)と(2)は経験や練習を積めば改善されますが
(3)の年齢、性別、筋力の問題は最終的に限界が見えてきます。
ツアーでは若い選手がベテランの選手に果敢に挑んできます。
ベテランの選手は常にその恐怖におびえています。
年齢や筋力、性別の壁は破るものではなく
それらを顧慮して戦うべき武器を身につけるしかないのです。
女子テニスにおいては、男子テニスよりも
ラリーの時間が短く、角度があり、攻撃的です。
それは「先に仕掛けたほうが有利」であることを
彼女たちは知っています。肉体的になんども四角いコートを
全力でダッシュして打ち込み続けることは非常にタフであるからです。
フェデラー選手も同じです。年齢と共に
スライスの使い方がとてもうまくなりました。
どの選手も肉体的な衰えや筋力的な限界を見極めながら
効率的なテニスを模索しているのです。
そこでプロ選手が「肉体的な限界」をさしあたった時に
次のステージにいくために鍛えるポイントをDVDで紹介しましょう。
スパニッシュテニスDisc12~15より抜粋
※スペインテニス最終章 遂に世界1位を育てたパンチョが動き出す!
6月公開予定!