急に勝てなくなったあの日。

From ㈱リアルスタイル プロデューサーより

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これは、テニスを続ける以上、
近い将来、あなたが経験するお話です…

あるサークルに、テニスが大好きでたまらない
2人の一般テニスプレイヤーがいました。

社会人になってから、テニスをはじめた彼らですが、テニス歴はほとんど同じ。

プレイスタイル、運動能力、練習頻度など
何もかもが似ている二人でした。

草トーナメントの成績も、似たり寄ったりです。

ですが、この2人には、ある日を境に決定的な違いが生まれてしまいます。

打っているボールの質や、プレイスタイル
ストロークやネットプレイの技術は、相変わらず同じだったのですが

片方が試合で勝てなくなってしまったのです。

これまでは、いい勝負を繰り広げて、お互いにサービスをキープし
僅差でどちらかが勝つのがあたりまえでした。

しかし、試合をすると、シングルスでも0-6の結果に。

なぜ、0-6という惨めな結果になったのか。

何が違いを生んだのでしょうか?

なぜ、2人とも似たようなボールを打つのに、片方が試合で勝てなくなったのか?
いいかえると、なぜ、サービスキープが出来なかったのか?

テニスには絶対に有利なサービスゲームがあり
一般の試合でも相当な実力差がないと、0-6というスコアにはなりません。

ましては男性のサービスです。

なぜサービスキープできなくなったのでしょうか?

その違いとは・・・

実は、リターン力だったのです。

ただ、ポジションを、一人は、サービスラインくらいに立ち
コンパクトにリターンをしていました。

教科書通りの、コンパクトなスイングです。

しかし、もう一人は、ベースラインから2mも下がって
コンパクトさとは無縁の、ブンブンとラケットを振り回してリターンをしていました。

どちらが勝ったのかは明白です。

・・・

コンパクトさとは無縁の、ブンブンとラケットを振りまわしていた人が
相手のサービスを破り続けたのです。

ティーザー