曲る、ベルダスコのブーメランサーブ

From ㈱リアルスタイル プロデューサーより

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BNPパリバ・オープンで錦織圭が
まだ一度も勝利していなかったベルダスコ選手(スペイン)に
6-7、6-1、6-4で逆転勝ちし、4回戦進出を決めました。

1stセットは得意のリターンに苦戦しましたが
2ndセット、ファイナルセットはいつもの錦織選手らしくプレイできました。

中でも凄かったのが、この左独自のスライスサービス。

ダブルスでも左の滑ってきてバックハンドに入る
サービスは嫌ですよね?

ベルダスコ選手も上手くバック側へのスライスサービスを使っていました。

私たちのような一般プレイヤーだと左利きの人のバック側への
滑るスライスサービスだけで、リターンミスしてしまいますが

鋭いボールの変化だけなら、プロはすぐに対応します。

錦織選手がベルダスコやナダル選手などの「左利きのサービス」苦しんだのは
ボール自体の球威やパワーよりも、「巧みな配球」の要素が大きいと思います。

試合を良く見てると、コースを変えて、球種を変えて
サービスからの攻めのパターンを変えて・・・など多くの工夫をしていました。

いくらビッグサーブを相手が持っていても、必ずバック側にしか来ない!

というのであれば、徐々に対応できますよね?

アメリカの選手のように比較的体の小さいスペインの選手は
その「配球」や「組み立て」を上手く使ってサービスをキープします。

相手の予想を読み、うまくタイミングやリズムを狂わせて
相手に打たれない配球でじわじわと攻めてきます。

「激しいフットワーク」の要素が強いスペインのテニスですが
実はそのフットワークのバリーションよりも

相手が攻撃できないコースやリズムを狂わせるための戦術
のパターンがものすごく多いのです。

だからこそ、私たちのような体格が小さい日本人でも真似ができる
戦略性のあるテニスが、スペインのテニスなのです。

また少しづつ紹介していますね。

 

最後に、錦織も返せない、ベルダスコのブーメランのような
スライスサービスはこちらです↓

 

ベルダスコがクレーでプレイするとこんな感じです。

対戦相手は同じスペインのアルマグロ。
片手バックでもこれほどのバウンド後に跳ねるループボールが使えるのですね!
ベースラインのはるか後ろでプレイしながらもネット前をカバーできるフットワークはさすがです。


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